成田美奈子先生の作品が大好きです。
なんなら、サイファとアレクサンドライトはバイブルくらいに思っています。
なんなら、これらを読んでものすごく海外に憧れたと言っても間違いではないくらい。
そんな、海外の魅力をたっぶりかいていた、成田先生ですが、
ナチュラル
から、日本のお話に。
さらに、ナチュラルの登場人物の西門のお兄ちゃんの能楽師の番外編を書いたかと思ったら、そのまま、どっぷり、能のお話の
花よりも花の如く
に。
とてもスローペースで取材も重ねて丁寧にかかれているのか、新刊はなかなかでません。
今回新刊がでましたが、
連載開始から23年たっているとのこと。
そんな、花よりも花の如くも終わりに近づいているようで、主人公の道成寺びらきがはじまります。
ガラスの仮面でゆうところの、紅天女でしょうか。
成田先生は人の心理描写を描くのがとても丁寧で、
この作品が終わったら、もう、長期連載とかされなさそう…
猫の話かきたいとか、どこかでおっしゃっていたよーな。
寂しい😭
好きだった漫画家さんの引退はとても寂しい。
真柴ひろみ先生や、吉村明美先生も大好きだったのに引退されてしまい😭
ずっと描いててほしいですが、ゆっくりもされたいよね。
そんな、成田美奈子先生の新刊、
花よりも花の如く23巻
主人公能楽師、憲人の彼女、葉月さんと全巻でけんかしたのですが、23巻でも、仲直りまでにはいたらず。もどかしいところですが、
また、当分、新刊は出ないであろうと思われ。
ゆっくり新刊がでるのを待ちたいと思います。
今回、ひきこもりだったお友達が、
母はお礼をしたいと思ってると思うといった言葉に、
なんの?
と返した憲人のシーンが心に残りました。
彼が引きこもりから通常の生活にもどれたのは憲人のおかげなのですが、そんな風には全く憲人は思っていなかったようで。
親は子供の命を救ってくれた人のことを忘れないわ。
といった、憲人のお母さんの言葉ともかさなり、心に残ったシーンでした。